「いつかはブリを釣ってみたい」と思っていても、いざ挑戦しようとすると何から始めればいいのか迷ってしまいますよね。
でも安心してください。この記事では、初心者がつまずきやすいポイントを丁寧に解説しながら、ブリ釣りの基本から応用までをまるごとガイドします。
道具選び・釣り方・時期・釣り場選びまで、ブリ釣りに必要なすべてがわかる「完全ガイド」です。
✔ ブリ釣りに必要な準備と安全対策
✔ 釣れやすい時期とおすすめスポット
✔ 初心者向けのテクニックとよくある失敗回避法
この記事を読めば、初めてでも自信をもってブリ釣りに挑戦できるようになります。
ブリ釣りの基本手順と必要な準備

これから心躍るブリ釣りへと出発するあなたへ、まずは基本の手順としっかりとした準備をお届けします。
釣り場選びや日程の確認、道具の準備、安全対策、天候のチェックなどを漏れなく整えることが、成功と安心につながる第一歩です。
準備段階を丁寧に行うことで、釣果も楽しさもぐっとアップします。
釣行前に確認すべきポイント
まずは天候と海況のチェックを必ず行いましょう。
現在の天気だけでなく、風の強さや潮の動きも確認することが重要です。
釣り場の禁漁区や規制情報も見逃せません。
参加メンバーの体調やスケジュールも、トラブル回避のためにあらかじめ確認しておくことが大切です。
ブリ釣りの基本的な流れ
まずはポイントに移動し、釣り竿と仕掛けを組み立てます。
エサやルアーをセットして、仕掛けを投入。
仕掛けを上下に動かしながら、魚のアタリを待ちます。
アタリがあったら間を置かず、しっかりと合わせを入れて巻き上げ開始。
一定の緊張感の中で、慎重にやり取りをしてブリを水面まで引き上げます。
アタリから合わせ、やり取りまで一連の流れが、釣果を左右する大事な瞬間です。
初心者に必要な道具リスト
まずは基本となる道具をそろえましょう。
- 釣り竿(キャスティング用ロッド)
- リール(スピニングリールまたはベイトリール)
- 道糸(PEライン・リーダー付き)
- 仕掛け(ジグ、プラグ、ワームなど)
- ルアーカラーや重さをいくつか用意
- プライヤー、ラインカッター
- ライフジャケット
- 防水バッグまたはタックルボックス
道具は信頼性と扱いやすさを重視すると、慣れないうちでも安心です。
釣り方別(ショア・オフショア)の違い
ショアからのブリ釣りは、足元の安全確保と遠投が鍵となります。
対してオフショアでは、船上でのバランスと船酔い対策が重要です。
ショアでは地形と潮目を読む力が求められ、オフショアでは船長との連携が釣果につながります。
釣りスタイルに応じた装備と準備で、その日の釣りが快適に変わります。
安全対策と服装のポイント
まずは命を守るライフジャケットの着用が必須です。
滑りにくい靴や、濡れても快適な服装、帽子と手袋の着用もおすすめです。
海風や日差し対策として、防寒・防水・UVカット機能のあるウェアを選ぶと安心。
安全と快適さの両立が、集中力と楽しさを長持ちさせます。
準備の際に便利なチェックリスト
用意漏れ防止のために、シンプルなチェックリストを活用しましょう。
- 道具一式(竿・リール・仕掛け)
- ライフジャケットと服装
- 替えのルアーや仕掛け
- 飲み物・軽食・タオル
- 予備バッテリーや携帯用ライト
- 応急用の救急セット
このチェックリストを準備段階で使うことで、当日の焦りや見落としを減らせます。
グループ釣行の際の準備注意点
人数が増えるほど、道具の共有やスペース確保の調整が必要です。
乗船前には各自の装備チェックと役割分担の確認をしておきましょう。
コミュニケーション手段(スマホ・インカム)や集合時間の設定もトラブル防止に有効です。
仲間との協力体制を意識することで、安全で楽しい釣り体験が実現します。
雨天・風の日の対応方法
悪天時には、まず天候回復の見通しを確認しましょう。
強風や荒波が予想される場合は無理をせず、安全な場所へ退避する判断を。
防水ジャケットや傘なしレインハットを準備しておくと、快適さが違います。
状況に応じて、延期や中止の判断も安全のために必要です。
自然の変化に柔軟に対応する姿勢が、釣りの楽しさを長く保ちます。
初心者が陥りやすい準備ミス
事前に道具を試さず現場でトラブルを起こすことが多いです。
また、仕掛けやルアーの交換を忘れることで、チャンスを逃すこともあります。
服装が中途半端で、寒さや濡れに苦しむケースもあります。
現地前の下準備と装備の確認が、初心者の不安を大きく減らしてくれます。
ブリがよく釣れるおすすめの時期と時間帯

ブリは一年を通して狙えますが、時期によって狙えるサイズや狙い方が異なります。
春(3~5月)は、水温が上がり始め、小型のイナダ(ワカシ)やハマチが接岸しやすく、活性も高まります。ミノーやトップウォータープラグが効果的です。
夏(6~8月)は、ベイトを追う中型クラスのワラサ(メジロ)が接岸することがあり、朝マズメや夕マズメの釣果が期待できます。
秋(9~11月)はブリ釣りのベストシーズン。大型のワラサ~ブリクラスが回遊し、岸からのショアジギングやプラッギングでも大物を狙いやすい時期です。
冬(12~2月)は“寒ブリ”シーズン。脂の乗った大型の個体が深場に落ちるため、船からのジギングや泳がせ釣りが狙い目となります。
旬のシーズンはいつ?
時期ごとに狙えるターゲットやスタイルは次の通りです。
- 春(3–5月):小型(ワカシ・イナダ)主体。活性高く、軽めのルアーやトップ系が有効。
- 夏(6–8月):中型(メジロ)が接岸。ナブラ撃ちやマズメ狙いが効果的。
- 秋(9–11月):岸寄りする大型のワラサ~ブリ。この時期が最も釣りやすく、沖磯から堤防・サーフまで広く好条件。
- 冬(12–2月):寒ブリ狙い。船や深場向き。脂の乗った大型がターゲット。
釣れやすい時間帯の傾向
ブリが活発にエサを摂るのは、朝から午前にかけての時間帯が最も有効です。
特に、日の出直後から午前9時ごろまでがエサの摂取量が最も多く、この時間帯に1日の半分ほどを食べてしまうほどです。
次いで夕マズメもチャンスですが、夕方よりも朝のほうが期待度が高い傾向があります。
もちろん潮の動きやベイトの接岸具合も重要です。特に大潮や中潮のマズメと重なるタイミングは好機と言えます。
ブリ釣りに適した場所・釣り場の選び方

ブリを狙う際は、その時期の回遊パターンやベイトの有無を踏まえて、ポイント選びをすることが重要です。
岸から狙うなら、潮通しが良くベイトが付きやすい沖堤防や地磯、桟橋の先端、サーフなどが有効です。特に秋は沿岸の浅場にも寄ってくるため、磯場や河口付近なども狙い目です。
船釣りでは、沖の深場、潮目ができやすいエリア、ベイトの多いポイントを狙いましょう。季節や海域によって良いポイントは変動するため、地元船宿や釣果情報を参考にするのが安心です。
人気の陸っぱりスポット
岸から狙う場合、狙い目のポイントは以下のような場所です。
- 沖堤防や地磯:潮流が速く、ベイトが集まりやすい。
- サーフや河口:浅場までベイトが寄る時期に効果的。
- 磯の先端や桟橋:外海に近く、ベイトが回遊しやすい。
特に秋の沿岸回遊期には、堤防からもワラサ~ブリが狙えます。
船釣りで狙う場合のポイント
船釣りでは、沖の深場や潮目、ベイトの多いエリアを重点的に攻めましょう。
- ジギング(メタルジグ使用)
- 泳がせ釣り(生餌を使った方法)
冬の寒ブリシーズンには、船から深場の重いメタルジグや泳がせ釣りが特に有効です。朝マズメや夕マズメと潮流が重なるタイミングを狙うことで、大型の確率が高まります。
ブリ釣りに使う仕掛け・タックルの種類

ターゲットのサイズや釣り場、季節に応じて最適なタックルを選択しましょう。
ショア(岸)向けのジギング用タックルは、軽量かつ操作しやすいものが理想です。
一方、オフショア(船釣り)向けのタックルは、大型ブリに対応できる頑強なものが求められます。
ショアジギング用タックル
岸から使う場合は、扱いやすさが重要です。軽めのジグやプラグを使って、早朝や夕マズメに連続シャクリで誘います。
具体的には、ジグを使ったワンピッチジャークが基本のアクションで、反応がなければ動きを変えながら狙います。
地方差はありますが、夏~秋の沿岸回遊期にショアからの大型狙いが可能です。
表層や中層も狙えるため、状況に応じてジグのタイプや重さを調整しましょう。
オフショアジギング用タックル
船から狙う場合は、よりパワフルなタックルが必要です。特に冬場の寒ブリ狙いでは、重いメタルジグや泳がせ釣り仕掛けが有効になります。
電動リールを組み合わせた重量タックルを使うことで、深場や大型とのやり取りでも安定した操作が可能です。
沖の潮流やベイトの位置を船宿や情報源で確認し、最適なジグの重さや釣り方を選ぶのが成果につながります。
ブリ釣りに最適なエサ・ルアーとは

ブリ釣りにおいて、選ぶべきエサやルアーは、季節や釣るスタイルによって変わります。
例えば、活きた小アジを使った泳がせ(ノマセ釣り)は、エサの元気さこそが命。アジが泳ぎ続ける間、ブリの本能を刺激します。
また、ルアーではメタルジグやミノーといった青物用が定番。飛距離・動き・リアリティが追求されたルアーは、多くのシチュエーションで頼れる存在です。
定番のルアーの特徴と選び方
まずはメタルジグ。重さと形状で沈下速度やアクションが変わり、深場から広範囲を探れます。
続いてメタルバイブ。強い振動とフラッシングで、巻くだけでもアピール力抜群のルアーです。
さらにプラグ(ミノー・トップウォーターなど)は、小魚のようなリアルな動きで戦略的に誘えます。
- メタルジグ:遠投性能◎、万能型
- メタルバイブ:巻くだけで効果的、疲れにくい
- プラグ類:リアルな動きで、シーンに応じた誘い方が可能
サイズはマッチ・ザ・ベイト(ベイトに合ったサイズ)を意識し、カラーは天候や水質により切り替えると効果的。
優れた例としては、ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S‑DRやダイワ TGベイトなどがあり、使い勝手・飛距離・アクション性能で高評価です。
生エサ・冷凍エサの使い方
生エサ、特に活きアジを使う泳がせ釣りでは、「いかに元気に泳がせるか」が鍵。
- 活かし用イケスで泳ぎを維持する
- 仕掛けが底から5m前後を狙うレンジ
- アジが泳ぎ疲れたら速やかに交換
また、アタリのタイミングを見極め、すぐ合わせるのではなく、ブリに飲み込ませる「送り込み」が重要です。
場合によってはベールをフリーにして、エサをしっかりくわえさせた状態でアワセを入れるとフッキング率が上がります。
初心者が気をつけるべきブリ釣りの注意点

初心者がブリ釣りに挑戦する際は、トラブル回避やマナーへの配慮が肝心です。
仕掛けのトラブル対策
釣行中、糸絡みや仕掛けのトラブルは避けられません。事前に複数の重さや形状のルアーを用意し、船長の指示や状況に合わせて使い分けましょう。
また、底を取りすぎた時には仕掛けが根掛かりしやすいため注意深く操作することが大切。トラブル時にはラインを丁寧にほどき、必要なら交換も検討しましょう。
周囲の安全とマナー
釣り場では他の anglers がいることを意識し、声かけや釣り座の間隔を確保してトラブルを避けましょう。
- 騒がず静かに釣る
- ライトで必要以上に海面を照らさない
- 荷物やゴミは広げず、釣り場を清潔に保つ
- 周囲を常に確認し、安全に行動する
ブリ釣りの実践テクニック【初心者向け】

ここでは、ヒット率アップとファイト術の基本をご紹介します。
ヒット率を上げる巻き方
まずはメタルジグを海底までフォールさせたうえで、ワンピッチ・ワンジャーク(1回シャクリ1回巻き)で誘う基本スタイルがおすすめ。
活性が低い時はスロージャークでジグが漂うように動かし、リアクションを誘います。
慣れてきたら、ハイピッチジャークに切り替えて、強い動きで反射的なバイトを狙うのも有効です。
合わせ方・ファイトのコツ
アタリがあったら「早合わせせず」、エサやジグを咥えさせる時間を少しだけ待ってから大きくアワセを入れましょう。
ブリの引きは強烈なので、竿の角度やドラグ調整を意識し、ラインブレイクを防ぎます。
体全体でリズム良くテンションをかけながら巻き取り、疲れないよう体勢をコントロールするのも重要です。
釣ったブリの締め方・持ち帰り方

釣り上げた直後のブリは生命力に満ちています。
その新鮮さを逃さずに持ち帰るためには、**丁寧な締め処理が美味しさを格段に左右します。**
おすすめの締め方・血抜き方法
まずは魚のストレスを減らし、肉質の劣化を防ぎます。
一般的には、以下の順序が効果的と言われています。
- 脳締め(ikejime)で瞬時に神経を断ち、暴れを防ぐ。
- エラおよび尾の付け根で血管を切断し、血抜きする。
- 神経締め(shinkei‑jime)で背骨の神経を破壊し、死後硬直を遅らせる。
これらの処置により、旨味の退化や生臭さ、身のぐずつきを抑え、長持ちする鮮度を実現します。
鮮度を保つ持ち帰り方
締めた後の冷却方法にも細心の注意を払う必要があります。
- 海水+氷で作る“海水氷”を使い、旨味成分の流出を防ぎながら冷やす。
- 魚体をビニール袋や新聞紙で包み、氷に直接触れないようにする。
- クーラーボックスの底面・側面に氷を配置し、開閉を最小限にして保冷性を保持。
こうした工夫があるだけで、鮮度は大きく長持ちします。
ブリ釣りに関するよくある質問

ブリとワラサ・イナダの違いは?
ブリ、ワラサ、イナダは同じ系統の成長段階による呼び名の違いです。
一般的に、イナダは40~60 cm未満、ワラサは60~80 cm程度、ブリはそれ以上の大きさを指します。
いずれも同種ですが、呼び名と魚体のサイズにより区別されています。
初心者でも本当に釣れるの?
初心者でも十分に成果が期待できる釣りです。
適切なジグやルアーを選び、安全な場所を選べば、比較的早く釣果が得られることも。
そして、**釣る楽しさと食べる喜びを同時に味わえるのがブリ釣りの魅力です。**
ブリ釣りの魅力と楽しみ方

釣る楽しさ・食べる楽しみ
力強く泳ぐブリとのファイトは、釣り人にとって大きな興奮となります。
丁寧に処理されたブリは刺身やしゃぶしゃぶとして、驚くほど美味しく変身します。
釣ってすぐに捌く一連の体験は、まさに釣りの醍醐味です。
家族や仲間と楽しむブリ釣り
仲間や家族と船上で過ごす時間は絆を深める貴重なひとときです。
釣り上げたブリをみんなで手分けして処理し、その後の食事で味わう時間は、まるで小さな祭りのような喜びとなります。
ブリ釣りは、誰かと共有することで楽しさが何倍にも広がります。


