「いつかは大物のマグロを釣ってみたい…」そう思っても、難しそうで一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
でも実は、基本さえ押さえれば初心者でもマグロを狙って釣ることができるんです。
本記事では、道具の選び方から釣れる時間帯・エサ・釣り方のコツまで、「マグロの釣り方」を完全ガイドとしてお届けします。
マグロの釣り方|初心者にもわかる基本手順

このガイドでは、マグロ釣りを始めたい初心者の方に向けて、必要な知識やテクニックをやさしく、そして少しエモーショナルにお伝えします。
未知なる大海で挑むその瞬間を心に描きながら、「何から始めたらいい?」という迷いをひとつひとつ解消していきましょう。
「大物を釣り上げたい!」そのワクワクとドキドキの入口へようこそ。
マグロ釣りの流れをざっくり解説
まずは、マグロ釣りの一連の流れをざっくり押さえましょう。
準備 → 出航 → ポイント到達 → キャスト&待機 → アタリを見逃さず合わせ → ファイト → 取り込み → 安全と記録、そして終了。
各ステップを何度か頭の中で“なぞる”だけでも、不安は自然と薄れていきます。
初心者の“はじめて感”を、少しずつ“挑戦の手応え”へと変えていきましょう。
船釣りと岸釣りの違い
たとえば、「岸から狙うのか、船に乗って沖へ出るのか」は、釣り体験に大きな違いをもたらします。
船釣りは広範囲を攻められ、潮目や深さを狙いやすいという魅力があります。
一方で岸からの釣りはコストが抑えられ、気軽にスタートできるのがうれしいですね。
どちらも魅力が違うからこそ、自分のスタイルや環境に合わせて選ぶのが大切です。
まずは道具の準備から始めよう
まずはシンプルに、マグロ釣りに必要な基本の “道具セット” をそろえましょう。
- 丈夫なライト〜ミディアムクラスのロッド
- リール(糸巻き力が強いタックル)
- PEライン(高強度で水切れがよい)
- ショックリーダー(フロロカーボンがおすすめ)
- フック付きジグや餌を結ぶスナップなど
シンプルな道具でも、“使いやすさ”を意識すれば、確実に一歩先に進めます。
まずは「持つだけで揺るがない安心感」からスタートしましょう。
エサの選定とセット方法
エサの種類やセットの仕方は、釣果に直結する重要な要素です。
定番としては、イワシやサバなどの切り身、または生きエサを用意します。
セット時には、魚の身が自然に泳ぐよう、針をきちんと隠すことを意識してください。
また、エサが水中で自然な動きをすることで、マグロに違和感を与えずアピールできます。
「自然さ=釣果」に直結する、と知っておくだけでだいぶ印象が変わりますよ。
マグロを狙うポイントの見極め方
マグロは広い海のどこにいるか見つけるのが勝負です。
たとえば、潮目や潮のぶつかる場所、魚群探知機で反応がある深場が狙い目で、ベテランも見逃せないポイントです。
魚群の反応や潮の変化を感じる感覚が深まるほど、ヒットの確率が高まります。
海の“気配”を五感でキャッチする楽しさも、マグロ釣りの醍醐味です。
アタリの見分け方と合わせのタイミング
アタリとはロッドやラインに伝わる微かな振動や重みです。
初心者のうちは、「えっ今どこ?」と迷ってしまうこともありますが、少しずつ感覚が研ぎ澄まされてくるはずです。
合わせは、「グッ」という手応えがあったら、鋭く前に入れるのが基本。
「今だ!」という一瞬を逃さずに。
取り込みまでのやり取りのコツ
マグロとのやり取りは、まるで一緒に踊るような一体感を楽しむ瞬間です。
焦らず、ラインを引きすぎず、時には緩めて体力を引き出す駆け引きが大切です。
- 一定のテンションを保つ
- 無理に巻きすぎず、魚が走ったら耐える
- 余裕があれば巻いて距離を詰める
“自分とマグロの対話”を楽しむ余裕が、釣り上げる力になります。
初心者が失敗しやすいポイントとは?
最後に、初心者が陥りがちなミスをいくつかまとめました。
| 失敗例 | 回避のコツ |
|---|---|
| エサが不自然に装着されている | 自然な泳ぎを意識してセットする |
| アタリがわからず合わせを逃す | 静かな海面の音やロッドの先をよく見る |
| やり取りで焦ってラインを切られる | 勇気を持って一歩引いてリズムをつくる |
失敗もまた、成長への一歩とポジティブに捉える心が強さになります。
マグロ釣りに必要な道具と装備一覧

マグロ釣りは大物との真剣勝負。だからこそ、装備選びにもこだわりたいものです。
ロッドやリールはタフな環境と強烈な引きに耐える性能が必要です。
さらにPEラインやリーダー、ギンバルといった補助装備も抜かりなく揃えましょう。
自分の釣りスタイルや狙うサイズに合わせて道具を選ぶことが、成功の鍵となります。
おすすめのロッドとリール
まずロッドは7~9フィートの範囲が主流です。
長めのロッドは飛距離が伸びる一方、取り回しやファイト時の負担も大きくなりますので、自分の体格や戦場とのバランスを見て選びましょう。
PEラインの号数も重視すべき点で、20~30 kgクラスなら4~6号、100 kg級を狙うなら8号以上が推奨されます。
リールは14000~30000番が一般的。
14000番は軽く扱いやすいですが、大物にはパワー不足となります。
18000番以上、あるいは30000番まで選べば、100 kg超級にも対応可能です。
さらに2024年の最新モデルでは、シマノ「ツインパワーSW」やダイワ「セルテートSW」、ステラSW 30000など、耐久性・ドラグ性能の高いスピニングリールが注目されています。
高性能リールは、ファイト時の安定感を劇的に高めてくれます。
必須のタックルとその選び方
マグロ釣りには以下の装備も不可欠です:
- PEライン:4〜6号(50 kgクラス)/8号以上(100 kg〜)
- リーダー:120lb〜220lb
- ギンバル(ウルトラマンベルト):ロッドを安定させて体力負担を軽減
また、キャスティング釣りでは2〜3セットのタックルを用意しておくのが理想的です。魚の掛かりは一瞬。ナブラに投げ込んでも、すぐ投げ直せる体制が勝利への小さな鍵となるからです。
準備の万全さが、チャンスを確実につかむ力となります。
マグロが釣れる時期とおすすめの時間帯

マグロ釣りのシーズンや時間帯には、地域ごとに違いがあります。
遊漁船に乗れば沖合まで出られ、岸釣りよりも確実なチャンスが得られます。
地域と時期を調べて、ベストなタイミングを狙いましょう。
時期と時間帯の選定が、釣果を左右します。
マグロ釣りのベストシーズンはいつ?
全国的に、遊漁船を使ったオフショア釣りが主流で、北海道、関東、関西、九州など各地でシーズンが異なります。
例えば、中部では三重・熊野灘や静岡・遠州灘が主要なエリアとして知られています。
また遊漁船は、地域や季節によってマグロの狙える確率が変わるため、出船前に最新情報を確認するのが大切です。
「いつ」、「どこで」釣れるかを押さえて計画するのが、成功の秘訣です。
時間帯による釣果の違い
朝夕のナブラや活性が高い時間帯を狙うのが基本です。
ただし海の状況や潮の流れ、ナブラの発生ポイントは毎日違います。
遊漁船の船長や経験者からの情報や、現地の潮見表と天候を組み合わせるのが「王道」です。
釣果アップには「時間帯と現場の環境」を見極める目も必要です。
マグロがよく釣れる人気釣りスポット

全国には魅力的なマグロ釣りスポットが多数存在し、遊漁船を利用することでアクセスできます。
地域ごとの特色を知って、自分に合った場所を選びましょう。
釣り場選びもまた、マグロ釣りを楽しむ大切な要素です。
全国の有名マグロ釣りスポット5選
人気の遊漁船スポットを厳選しました:
- 和歌山・遊漁船 ATOM – キハダマグロも狙える実績豊富な船です。
- 神奈川・釣船 浅八丸 – 相模湾エリアで幅広いターゲットに対応。
- 沖縄・fishing reef 紗虹丸 – 石垣沖でメバチやビンチョウなど多様なマグロが魅力。
- 静岡・龍正丸(下田) – キハダ・クロマグロなど本格的なマグロに対応。
- 北海道・遊漁船 Homies & Ocean Holy(積丹) – クロマグロまで狙える本格エリア。
全国に多彩な船があるので、自分の目的や技術、予算に合わせて選択を。
地域別の特徴とおすすめの海域
地域ごとの特徴を以下のように整理してみました:
| 地域 | 特徴 |
|---|---|
| 関西(和歌山) | 比較的アクセスの良い場所でキハダや回遊魚が狙える。 |
| 関東(神奈川・相模湾) | 遊漁船の選択肢が多く、初心者にも親しみやすい。 |
| 中部(静岡・熊野灘等) | 遠州灘や熊野沖など、大型マグロの実績がある本格エリア。 |
| 北海道(積丹) | クロマグロ狙いに本格派向け。深海・沖合でのファイトが楽しめる。 |
| 沖縄(石垣) | メバチ・ビンチョウ等、多様なマグロを狙えるトロピカルな釣り場。 |
あなたの希望する魚種や釣りスタイル、アクセスのしやすさをもとに選ぶと良いでしょう。
「自分にぴったりの海域」を選ぶことが、充実したマグロ釣り体験の第一歩です。
マグロ釣りに使われるエサと仕掛けの選び方

マグロ釣りには、魚種や季節、水温によって最適なエサや仕掛けが変わる繊細なアプローチが必要です。
ここでは、まず代表的なエサの種類と使い分けを理解し、その後に実績のある仕掛けとセッティング方法をご紹介します。
魚の興味を引くエサと信頼性の高い仕掛けを組み合わせることこそが、マグロとの出会いを増やすカギです。
代表的なエサの種類と使い分け
マグロ釣りにおいて使われるエサには、大きく分けて生餌と人工餌(疑似餌)があります。
生餌としては、イワシ、イカ、サバなどがメジャーで、特にイワシやイカはマグロの好物として信頼されています。
人工餌では、メタルジグやプラグ、スプーンタイプのルアーなどがあり、遠投性能や引きの強さで選ぶことが大切です。
状況に応じてエサを使い分けることで、バイト率が大きく向上することがあります。
- イワシ:ナチュラルな動きで活性の高いマグロに有効。
- イカ:食い渋り時や深場でのアピール力が高い。
- メタルジグ:速い誘いに反応する時や、シャロー狙いに。
- プラグ/スプーン:遠投やスローな誘いを好む個体に。
これらを使い分ける際は、潮流の強さや水の透明度、狙うマグロの活性などを観察しながら選ぶことがおすすめです。
実績のある仕掛けとセッティング方法
マグロ釣りの仕掛けセッティングは、強度と信頼性が成功の鍵となります。
代表的な仕掛けとしては、以下のような構成があります:
| 構成要素 | 内容 |
|---|---|
| メインライン | PEライン4~8号、300 m以上 |
| リーダー | フロロカーボン30~80 lb |
| フック | 大型・耐食性ステンレス製、シングルまたはダブルフック |
| スイベル(ヨリ戻し) | スナップ付きで絡み防止 |
| シンカー(必要に応じて) | 水深や潮流に応じた重さを調整 |
仕掛けの組み立て手順としては、まずメインラインからスイベル、リーダー、シンカー(使う場合)、フックの順で接続します。
この順序と各パーツの強度が整えば、大物マグロ相手でも安心して対応できます。
大物マグロを釣るためのテクニックとコツ

大物マグロとのファイトはまさに真剣勝負。ここではロッド操作の基本と、長期戦にもつれ込んだ際に体力を温存する持久戦のコツをご紹介します。
心と体の準備を整えれば、マグロとの対決もただの釣りではなく、一緒に刻むドラマになります。
ファイト時のロッド操作の基本
大物マグロとのファイトは、ロッドを使ったラインコントロールがすべてを左右します。
以下のポイントに注意しましょう:
- 最初の突っ込みでは、ドラグを活かし柔らかくラインを出す。
- 相手が止まりかけたら、大きくロッドを起こしてラインを巻き取る。
- 疲れてきたら、一定テンポで“置き竿”『一定のテンションを保ちながら』休ませる。
- ロッド角度は45度程度を目安に、体に負担をかけず操作する。
このように、焦らずリズムを刻むことで、大物を少しずつ引きずり寄せることが可能です。
体力勝負を乗り切る持久戦のコツ
マグロ釣りは長時間に及ぶ体力勝負になることが少なくありません。
持久戦を制するためには、まず体力配分と呼吸の管理が欠かせません。
さらに、以下のような工夫をするだけで疲労度が劇的に軽減されます:
| 対策 | 内容 |
|---|---|
| スタミナ補給 | 水分+高たんぱくエネルギー補給(携帯食など) |
| ポジション調整 | 足腰に負担をかけない立ち位置を確保 |
| 交代ファイト | 仲間と交代しながら戦う |
こうした準備と対策を前もって講じておけば、終盤の集中力低下も最小限に抑えられます。
マグロ釣りの注意点と安全対策

マグロ釣りは危険と隣り合わせのチャレンジでもあります。だからこそ、安全装備や体調管理には万全を期しましょう。
油断は禁物。安全対策は厳重に、準備こそが命を守る第一歩です。
船上での安全装備のチェックリスト
船上での安全対策として、まず以下の装備を必ず点検しましょう:
- ライフジャケット(適切なサイズと浮力)
- 安全ロープまたはハーネス
- ファーストエイドキット
- 非常信号装置(ホイッスル、発煙筒など)
- 防水ライトやビーコン装置
これらの装備が揃っていれば、万一の状況にも冷静に対処できます。
熱中症・ケガ防止のための準備
長時間の船上活動では、熱中症や体のケガを防ぐことが重要です。
- こまめな水分補給と塩分補給
- UVカットの帽子、長袖シャツの着用
- 滑りにくいフットウェア
- 軽度のストレッチや体操によるこまめな筋肉のほぐし
これらを習慣づけるだけで、体への負担は格段に軽くなります。
事前の準備こそが、安全で充実したマグロ釣りのベースになります。
釣ったマグロの持ち帰りと処理の方法

マグロを船上から安全かつ美味しく持ち帰るには、鮮度を保つための血抜きと冷却が鍵となります。
まずは素早く正確に処理を施すことで、魚の品質を最大限引き出しましょう。
釣り上げた直後の数分が勝負です。
船上での血抜きと冷却のやり方
釣り上げたマグロはすぐに右側のエラ下、または尾の付け根を切り、心臓に近い血管を切断します。
この処理により、血液が肉に滞留せず魚の風味が保たれます。
可能であれば、エラや頭部も素早く取り除きましょう。
その後、氷水や海水氷でマグロを包むように冷却し、魚体全体を低温に保ちます。
特に厚みのある部分には氷を密着させ、魚体の中心温度まで均一に下げるのが理想です。
自宅での保存・捌き方のポイント
自宅に持ち帰ったら冷蔵庫よりもまずは氷氷水に入れて温度を安定させましょう。
処理の前に完全に冷えたことを確認し、清潔な環境で作業を行うことが大切です。
包丁は鋭利に研ぎ、まな板は安定させて安全を確保した上で、魚体の中心線に沿って片側ずつ丁寧に切り分けます。
特に目安として、腹部や背部の身は色つやを意識して美しい切り口を目指しましょう。
切り分けた身はラップで1切れずつ包み、空気に触れないよう密封して保存します。
冷凍保存する場合は−18 °C以下で急速冷凍し、風味を保持しましょう。
マグロ釣り体験ツアー・チャーター船の選び方

マグロ釣り初心者でも安心して楽しめるツアー選びには、サービス内容とサポート体制がポイントです。
この記事では、初心者におすすめのツアー会社の特徴やチャーター船選びのチェックポイントをご紹介します。
あなたの釣り体験がより思い出深いものになるよう、しっかり見極めましょう。
初心者におすすめのツアー会社
初心者向けツアーでは、釣り具の貸し出しや釣り方のレクチャーが充実している会社が安心です。
例えば、予約時に初心者だと伝えると、ベテランのスタッフが釣り方や血抜きのコツを丁寧に教えてくれるサービスがあるところもあります。
また、帰港後に捌き方を実演してくれる会社もあり、自宅での処理に自信が持てるようになります。
このようなサービスが付いているツアー会社は初心者でも安心して参加できると言えるでしょう。
チャーター船を選ぶ際のチェックポイント
チャーター船を選ぶ際は以下のポイントをチェックしましょう。
- 船長やスタッフの経験とガイドの質
- 釣り具・装備の充実度と貸し出しの有無
- 初心者向けのサポート体制(指導やアドバイス)の有無
- 出港・帰港のスケジュールの柔軟性と安全対策
- 料金体系の明確さ(燃料費・氷代などの追加費用)
料金は安さだけで判断せず、実際に何が含まれているかを確認することが重要です。
安全面ではライフジャケットや救命設備の有無も見逃してはいけません。
また、同行者のスキルや人数に応じた船の広さやトイレ設備の有無なども快適さに直結します。
これらのチェックポイントを押さえることで、より満足度の高い釣り体験となります。


