「長潮って釣れないんじゃないの?」そう思っていませんか?
実は、タイミングと狙い方さえ押さえれば、長潮でもしっかり釣果を出せる魚は意外と多いんです。
この記事では、長潮で釣れる魚9選と、釣果を伸ばす時間帯・釣り方のコツをわかりやすく解説します。
次の釣行をより充実させたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
長潮で釣れる魚一覧とおすすめターゲット

潮位差が極端に小さく、海の流れが“とろとろ”な長潮は、一般的に魚の活性が低くて釣果が出にくいと言われることが多いです。
しかし、それぞれの魚の習性と釣り方を見極めることで、十分に釣果を狙うことが可能です。
長潮だからこそ狙いやすい魚種もいる、そんな繊細な潮回りなのです。
シーバス(スズキ)
潮位が一定になることで、シーバスが狙いやすいレンジに定着しやすくなることがあります。
狙いを絞った地形やスリット周辺へのアプローチが功を奏します。
潮が動かないからこそ“魚がその場に止まるポイント”を攻めやすいメリットも。
クロダイ(チヌ)
潮回りが小さい状況でも、エサをついばみにくる居付きのクロダイは、潮をあまり気にせず狙いやすいです。
サビキ釣りや落とし込み釣りなど、じっくり誘える釣り方が効果的です。
メバル
潮がほとんど動かなくても、しつこく表層レンジをキープしつづけるメバリングの釣り方が有効です。
ワームをあえて動かさず、視認させるように見せてじっくり待てば反応が出ることもあります。
ただ巻きではなく、「見せて待つ」繊細な展開が釣果を呼びます。
アジ
群れで回遊し、居付きの傾向も強いアジは、長潮でも比較的釣りやすい代表選手です。
とくにサビキ釣りで港湾部や堤防際を狙うと効果的で、朝夕のマズメと組み合わせるとさらに威力を発揮します。
潮の流れが弱くても群れが安定するポイントではアジが狙い目。
カサゴ(ガシラ)
底近くでじっと動かず待機することが多いカサゴは、潮が穏やかな長潮の状態でも活発にエサを捕食することがあります。
夜釣り+根魚仕掛けで岩場や防波堤の根元を探るスタイルがおすすめです。
タチウオ
潮のゆるやかさが逆に功を奏し、ゆっくり漂う仕掛けに反応しやすくなる日もあります。
特に夜間、浮き釣りやテンヤ仕掛けを使った狙いが有効です。
ハゼ
居付きで餌場が安定しているハゼは、潮回りの影響を受けにくい魚です。
投げ釣りやミャク釣りでじっくり狙うことが可能です。
キス
砂地に潜むキスも、活性が落ちにくい魚のひとつ。
ただし、潮の透明度や水温など他の条件による影響もあるので注意が必要です。
アイナメ
砂底や岩礁帯でじっと餌を待つ習性のあるアイナメは、潮の流れが穏やかな長潮でも確実に狙える魚です。
ルアーの泳層や底にルアーを漂わせて静かに攻めるのが得策です。
- 居付き傾向の魚(カサゴ、ハゼ、アイナメなど)は潮の動きが弱くても狙いやすい。
- 群れで回遊する魚(アジ)は潮の安定が逆に好条件。
- 表層レンジを粘って攻める(メバル、シーバス)スタイルが長潮攻略の鍵。
| 魚種 | 長潮での特徴 | おすすめ狙い方 |
|---|---|---|
| シーバス | 潮位一定でレンジに入りやすい | 地形変化へのピンポイント・ルアー |
| クロダイ | 居付き型が多い | サビキ・落とし込みの静釣法 |
| メバル | 表層レンジ維持が効く | ジグ単・ワームの視覚的誘い |
| アジ | 群れ次第で安定した釣果 | 朝夕のマズメ+サビキ釣り |
| カサゴ | 夜にも活動的 | 底狙い・夜釣りの根魚仕掛け |
| タチウオ | ゆっくり仕掛けに反応 | 夜のテンヤ・浮き釣り |
| ハゼ | 居付きで釣り場安定 | 投げ釣り・ミャク釣り |
| キス | 砂地で活性比較的安定 | 投げ釣りで広く探る |
| アイナメ | 底に潜んで待ち構える | ルアーの底狙い・スローリトリーブ |
長潮で釣果を上げるための釣り方と時間帯

長潮とは、潮の動きが非常に緩やかになる状態です。
この潮のタイミングを上手に活用すれば、魚の活性が上がり、釣果が期待できます。
長潮でも釣りのチャンスは必ず存在します。
潮止まり前後のタイミングを狙う
潮止まりとは、潮の動きが一時的に止まるタイミングです。
この前後の時間帯は、魚がエサを探して活発に動き始めることがあります。
わずかな変化にも反応する魚を見逃さずにアプローチすることが大切です。
具体的には、以下のような方法を試してみてください:
- 潮止まりの10~20分前から準備を開始する
- 潮が動き出し始める直後に仕掛けを投入する
- スローなジャークや微調整で魚の注意を引く
この時間帯は、水中の流れが最も変化しやすく、魚の活性も上下しやすいピークです。
夜釣りが有効な魚種を選ぶ
夜間は潮の動きが緩慢になる長潮でも、魚の活性が上がることがあります。
アジ、メバル、クロダイなど、夜の時間帯に活発になる魚種を狙いましょう。
光に集まる性質を持つ魚たちは、夜の小さな光源にも反応します。
- 水中ライトやプランクトンライトで魚を引き寄せる
- 夜行性の魚種にターゲットを絞る
- 暗がりを利用して警戒心の強い魚にアプローチする
夜の釣りは、静かな環境と軽い仕掛けが大きな武器になります。
長潮に強い釣り場の特徴と選び方

潮の動きが弱くても、地形や環境を見極めれば十分な釣果が期待できます。
流れの緩さを逆手に取った戦略が釣りの鍵になります。
常に潮が動いている港湾部
大きな港や船溜まりには、潮の動きを促す構造物が多く存在します。
橋脚や桟橋、係留船の隙間など、水流が集中するスポットが狙い目です。
- 建造物によって生まれる小さな流れを狙う
- 魚が身を寄せやすい影やストラクチャーを意識する
- 非常に緩い潮でも、流れが逃げ場を作る場所を探す
こうした場所では、長潮でも魚が待機している可能性があります。
水深のある堤防や河口付近
深みのあるポイントは、水温の変化が穏やかで魚の滞留地点になりやすい場所です。
河口付近では、川の流れと海の潮がぶつかる「ヨレ」が生まれ、魚を引き寄せます。
流れのぶつかる「ヨレ」や水深の変化に注目すると、長潮でも魚が集まりやすいです。
- 深場でエサを待つ魚を狙う
- 河川の流れと潮が交わるラインを狙う
- 水温差や塩分差でできる境界付近を見つける
こうしたポイントは、魚がエネルギーを節約しながらも食事ができる絶好の場所です。
長潮向けのおすすめ仕掛け・タックル構成

長潮の釣りでは、軽く繊細なタックルが力を発揮します。
魚に違和感を与えない自然な動きが重要です。
軽量ジグヘッドでのスローリトリーブ
軽量なジグヘッドを使うことで、潮の流れが弱い状況でも自然な動きを演出できます。
更に、スローに巻くことで魚の反応をじっくり引き出せます。
- 1〜3g程度のジグヘッドを選ぶ
- スローリトリーブでわずかなアタリを拾う
- テンションを常に感じながら微妙な動きを調整する
このアプローチは、特に活性が低いときに力を発揮します。
小型のルアーやワームが効果的
長潮では、控えめな動きが警戒心の強い魚にも安心感を与えます。
小型ルアーやワームは自然に漂い、魚に違和感を与えにくいです。
サイズを絞った軽いルアーは、むしろ長潮時にはアドバンテージです。
- 2〜3インチ程度のワームを選ぶ
- ナチュラルカラーやクリア系を取り入れる
- スローなフォールや漂わせる動きで食性を刺激する
| 仕掛けのタイプ | おすすめの状況 | 効果的な使い方 |
|---|---|---|
| マイクロジグヘッド+小型ワーム | 潮の動きが非常に緩やかな状況 | スローリトリーブで微振動を与える |
| ミノー(小型) | 魚の警戒心が高いとき | ナチュラルアクションで誘う |
| スプリットショットリグ | 深場やヨレのある場所 | 底付近で漂わせる |
この表を参考に、状況に応じた仕掛け選びを心がけましょう。
長潮でも釣果が安定しやすい季節と時期

長潮でも安定した釣果を期待できる季節や時期には、自然のリズムに寄り添った狙い目があります。
たとえば秋のハイシーズンには、水温が適度に下がり魚の活性が高まる一方で潮の動きが緩やかでもしっかりとした釣果が見込めます。
また冬場の夜釣りもおすすめで、夜間に魚が岸近くまで寄って活動することが多く、長潮でも拾いやすい釣り場になることが多いです。
シーズンごとの潮や魚の動きを理解することで、長潮でも安定した成果を手にすることができます。
秋のハイシーズン
秋は魚の活性が高まり、エサへの反応も良好な季節です。
長潮でも水温が比較的安定しているため、魚たちが警戒しすぎずエサを取りやすくなる傾向にあります。
このため長潮の日でも、魚の動きが鈍いわけではなく狙い目になることが多いです。
潮が緩やかでも、魚がエネルギーを温存する秋は意外にも釣りやすいタイミングと言えるでしょう。
冬場の夜釣り
冬になると、日中より夜間の方が魚が活発に動くことがあります。
特に長潮時でも、海中の照度が下がる夜には魚がエサを求めて浅場に出やすくなるからです。
夜釣りでは潮の動きが弱くても魚が岸寄りしやすいため、釣果につながりやすい傾向があります。
防寒対策をしっかりして挑めば、長潮の夜釣りでも十分な成果が期待できます。
干満差が小さい長潮の特徴と釣りへの影響

長潮は干満差が小さく潮の満ち引きが緩やかなため、潮の変化に敏感な魚種には影響が出やすいです。
潮の動きが少ないと、餌の流れが弱く魚がその気にならないケースもありますが、同時に釣り場が安定しやすく初心者にも扱いやすい面があります。
このような潮の特徴を理解して対策を立てることが、釣果を安定させる鍵となります。
長潮の理解を深めることで、事前準備や戦略設計の精度が上がります。
潮の動きが緩やかな理由
長潮は、干満の間隔である中潮よりも潮位の変動が小さく、潮汐の合間の休息時間のようなタイミングです。
そのため、潮の流れが非常にゆっくりで、魚が流れに乗ってエサを取りに来る機会が減ります。
しかし流れが緩やかであるぶん、湾内やテトラ帯などのポイントでは魚が留まりやすい傾向もあります。
穏やかな状態を生かし、じっくり誘いをかけて釣るスタイルが向いています。
魚の活性に与える影響
長潮では潮の動きが弱いため、魚の活性が低下することが多く、エサへの反応が鈍くなる傾向があります。
その一方で潮の変化が少ないため、魚が警戒心を解きやすく、一定時間同じ場所で粘る釣りには向いています。
活性が低くても、静かな環境を利用すれば釣り人にとって味方になり得ます。
潮が動き出すタイミング前後を狙うと、魚が動き始めてチャンスが広がることもあります。
長潮の釣行で注意すべきポイント

長潮の釣行では、読みづらい潮回りに対応するために、事前準備や柔軟な対応が重要になります。
潮汐表や直近の釣果情報を入念にチェックし、状況に合わせた釣り方を準備しましょう。
また、ポイント移動の柔軟性も成果を左右します。魚の反応が薄い時には、すぐに仕切り直しができる体制を整えることが大切です。
釣果が安定しにくい日だからこそ、情報と行動力が武器になります。
釣果が読みにくいため事前情報を確認
長潮は潮の動きが掴みづらく、魚の反応も予測しづらいものです。
そのため、近隣釣り場の最新の釣果レポートや潮汐表、潮の時間帯ごとの変化を事前によく確認しておくことが重要です。
事前の情報収集が釣果に直結する傾向があります。
情報をもとに、エサや仕掛けの選定、釣り方の精度を高めておきましょう。
移動できるポイント選びがカギ
潮の動きが弱く魚が散る可能性がある長潮では、釣れないと感じたらすぐ移動できる準備が役立ちます。
事前に複数候補の釣り場をリストアップし、その日の潮回りや風向き、風速などに応じて柔軟にポイントを変えていくことをおすすめします。
移動の柔軟性が、長潮の難しい状況を乗り切るためのカギとなります。
釣り場を変えるだけで魚の反応が劇的に変わることもあるため、常にアンテナを張っておきましょう。
中潮・大潮との違いと長潮のメリット・デメリット

潮回りには「大潮」「中潮」「小潮」「長潮」「若潮」が約15日周期で巡ります。長潮は小潮の終盤に1日だけ訪れ、干満の差が非常に小さく、潮の動きが極めて穏やかなのが特徴です。
大潮や中潮では潮が大きく動き、水中のプランクトンやベイトが流されることで魚の活性が高まる傾向があります。
一方、長潮は潮の動きがほとんどなく、餌となるプランクトンや小魚が拡散しやすく、魚の活性が下がり、一般的には釣りにくいとされます。
しかし、長潮にも独特のメリットがあります。時合が長く続くことや、人気ポイントが空いて釣り場を独り占めできる可能性がある点、さらに潮が緩やかなため普段激流で釣りにくいスポットが狙いやすい、といった利点があります。
まとめると、長潮は「釣りにくい」と見なされがちですが、工夫次第で大潮・中潮とは異なるメリットを活かせる潮回りです。
干満差と潮位変化の比較
大潮→中潮では、干満差が大きく潮の動きも活発で、魚の捕食活動が活性化します。
それに対し長潮は干満差・潮の流れが最弱で、魚の活性は低くなることが多いです。
しかしその分、時合(魚がよく釣れるタイミング)が長続きすることもあるため、集中して粘る釣りには適しています。
初心者に向いている理由と注意点
長潮は潮の変化が少ない分、初心者でも仕掛けのアタリや動きが把握しやすく、釣りの感触をつかみやすいというメリットがあります。
さらに人が少ない釣り場では、周囲を気にせず釣りに集中できる環境が整っています。
ただし、魚の活性が低い点や、潮の流れ出しのタイミングを見逃すとチャンスを逃しやすいため、潮見表の確認や投入時の変化に注意することが重要です。
釣果を記録して次回に活かす方法

釣行時の✅「釣行日誌」やスマホアプリを使った記録は、多くの釣り人が実践する成功の秘訣です。
具体的には、釣れた時間帯や潮の状態など、条件を細かくメモしておくと、次回以降の釣行に応用できます。
これらの記録を続けることで、「この魚種にはこの潮回り」「この場所にはこの時合が合う」といった傾向が掴みやすくなります。
釣行日誌やアプリの活用
手書きの日誌でも構いませんが、スマホアプリなら天候や潮汐、GPS位置まで連携でき便利です。
毎回「釣れた時間」「使った餌・ルアー」「魚種」などを記録していけば、パターンが見えてきて釣果アップに直結します。
天候・潮汐・ヒット時間の記録
天候や風の強さ、潮の動き、ヒット時間は魚の活性を左右する重要な条件です。
これらを記録して比較すれば、「曇りの日はこの時間帯」「風が弱い日はこのポイント」といった経験則が蓄積できます。
長潮でも楽しめる釣りスタイルの提案

長潮でも楽しむためには「ライトゲーム」や「釣果にこだわらず楽しむ姿勢」の取り入れが効果的です。
ライトゲームで遊ぶ
軽量ロッド・小型ルアーやエギなどを使ったライトゲームは、長潮のゆるい潮流でも扱いやすく、魚の反応が取りやすいスタイルです。
根魚(カサゴ、メバル)やアジなど、居着きの魚を狙う釣りには特に相性が良く、匂い付きワームや集魚剤を使えば活性の低い魚にも効果的です。
- リフト&フォールやスロー誘いでリアクションバイトを誘う
- 匂い付きワームで視覚以外でも魚の興味を引く
- 漁港や常夜灯下、排水口など魚が溜まりやすい場所を狙う
これらの釣り方は長潮のように動きが少ない潮でも、じっくり狙うことができ成果につながりやすいです。
釣れなくても楽しむスタンスの重要性
潮回りに関係なく、釣りは自然と向き合う時間そのものが魅力です。
特に長潮のように釣果が出にくい条件では、「釣れたらラッキー」「自然を感じながら楽しむ」という心構えが、釣りの楽しさを広げます。
焦らず、じっくり、自然との対話を楽しむことで、釣りの経験がより深いものになっていきます。


